吃音と右脳・左脳の関係についての情報です。

 

子供に関しても触れています。

 

 

 

 

「右脳、左脳」と吃音に
どんな関係があると思いますか?

実は吃音は
右脳を使っている時は発生しにくく

左脳を使っている時に
発声しやすいです。

「そんなバカな?」と
あなたは思うかもしれません。

具体例を紹介します。
「歌っている時にどもらなくて
音読などでどもる」と言う吃音者は
多いです。

これを右脳、左脳と組み合わせて
考えてみましょう。

歌っている時は主に右脳
(表現、音楽、直感的)が使われ

音読は主に左脳
(言語、論理的)が使われます。

「吃音を克服した有名人」に
俳優が沢山います。

彼らの多くは「役を演じる=右脳を使う」が
吃音克服のキッカケです。

出典

吃音を改善した対策・体験レポ〜吃音者からヒーローになる方法〜

 

 

 

近年になって、脳の活動を検査する方法が確立されてきました。脳には、左脳と右脳があって、それぞれが相互に様々な活動をしています。最近の研究では、吃音のある方は、左脳の機能が低下して、右脳が過剰に活動していることが分かっています。

現在では、吃音の原因が舌や喉、ましてや親の育て方と関係しているという説は、ほとんどありません。

脳科学の研究の進歩によって、右脳が過剰に活動し、左脳が機能低下している、というところまでは分かっています。

ただ、獲得性吃音と比較すると、必ずしも、大脳のみの活動障害とは言い切れない部分が存在するのも確かです。現在、吃音のメカニズムについて、脳科学の研究が進んでいるという段階です。

出典

吃音・どもりの原因と治し方

 

 

 

僕ら人間の脳には、左脳と右脳があります。
左脳は、言語や思考・論理などを司ります。
右脳は、感性や五感・イメージなどを司ります。

このことはご存じの方も多いでしょう。

吃音者は、何か出来事があると右脳が異常に活性化するクセがあるんですね。
吃音でない方は左脳右脳バランスよく活性化します。

そして、脳は全体的なバランスをとるため右脳が活性化すると、左脳が委縮するようになっています。右脳が大きく・左脳が小さく。そんなイメージで全体的にバランスをとります。

だから、左脳の司る言語などに支障をきたしてしまうんですね。吃音者はアドリブや話しながら考えるのが苦手なんです。

出典

吃音を改善して「自分の人生」を掴む

 

 

 

以前に、吃音きつおん者と非吃音きつおん者の脳をMRIで見つつ研究されたことがあります。その結果、言葉を発する時、非吃音きつおん者は左脳(言語中枢が多いとされている)が活発に動きますが、吃音きつおん者は右脳が活発に動くことがわかりました。

これにより、言葉を発する時の脳のバランスが崩れており、言語と非言語(舌の動きなど)がうまく連動していないことが1つの原因ではないかとされています。その他、腹式呼吸ができて発声器官が弱いこと、舌の筋肉が発達していない、うまく使えていないことにより発音がうまくできていないことも原因とされています。

この原因については、脳が発育途中にある子ども、特に3歳ぐらいから多いとされています。なぜなら小さい子どもほど筋肉や脳が未熟だからと言えば納得できるでしょう。また、なぜ3歳からかというと、言葉を話しだせる年齢だからです。

ちなみに子どもの吃音きつおんは75%が男の子と言われていますが、これも女の子は言語を司る脳が男の子より早いことや腹式呼吸に早く移行することが原因とされています。

しかし、これはあくまで成長過程の吃音きつおんであることから大人になるにつれて治ることも多いようです。

出典

吃音モンキーによるどもり改善術

 

 

◆まとめ

 

最近の研究では、吃音のある方は、左脳の機能が低下して、右脳が過剰に活動していることが分かっています。

 

左脳は、言語や思考・論理などを司ります。

 

右脳は、感性や五感・イメージなどを司ります。

 

脳は全体的なバランスをとるため右脳が活性化すると、左脳が委縮するようになっています。

 

だから、左脳の司る言語などに支障をきたしてしまうのです。

 

脳が発育途中にある子ども、特に3歳ぐらいから多いとされています。

 

なぜなら小さい子どもほど筋肉や脳が未熟だからと言えば納得できるでしょう。