吃音症が大人で発症した場合はどうなのでしょう。
子供は治りやすいと言いますが・・・
成人の発症率は子供に比べると約1%程度と低くなっています。
子供の吃音は成人すると軽減されることもありますが、成人で発症した場合や、成人まで症状が続いている場合は治癒することが稀になっているのが現状です。
健康な人の精神的な緊張だけが原因ではなく、基礎疾患が原因にある吃音症という病気です。
ドーパミンのレベル上昇とセロトニンのレベル低下からうつ病や不安神経症を引き起こすことにより発症または悪化します。
また、遺伝的要因の上に生活環境の影響から、不安やストレス・緊張を感じることにより吃音症が引き起こされることもあります。
男女比では男性の方が3倍の頻度で発生します。
出典
家庭医学の知識大百科「ヘルスカレッジ」~家族を大病から守るためのサイト~
どもりと言うのは、幼児期に多いのですが、
大人が突然どもってしまことはあるのか?
実際のところは、普通にあることです。
大人になってから、急にどもりになってしまう人は決して少なくないんですね。
ですが、なぜ突然どもりになってしまうのか?
その原因には何があるのか?
それには、次の2つが大きく関係しています。
・ストレス
・自律神経の失調
この2つです。
出典
ただ、大人の場合も、右脳と左脳との機能のバランスが乱れていることが考えられますので、病院・クリニックを受診することをおすすめします。
しかし、大概は、ストレスを上手く発散させることによって、「自律神経の乱れ」を解消できますので、自分なりのストレス解消法を見つけてみてください。
出典
大人の吃音への対処法
大人の吃音へは、まずストレスを解消することが悪化を食い止める第一歩です。
吃音を治そうと意識することは、吃音に対するコンプレックスを抱える、
つまり吃音に対してストレスを抱えることになるため、
治療より今後どう吃音と向き合っていくかを考える方が良いでしょう。
大切なのは意識の改革です。最初は難しいかもしれませんが、吃音は仕方ない、
と割り切ってしまうことも人によっては効果的である場合があります。
また、言葉に詰まってしまう場合は、自分が言葉を発する際に意識して
一呼吸間をおくようにするということも出来ます。
吃音によって言葉に詰まってしまったのではなく、
意識的に間を置いているんだ、という認識に変わることで
吃音による緊張感を緩和できる効果があります。
出典
◆まとめ
大人になって発症した場合や、大人まで症状が続いている場合は、治癒することが子供に比べて困難です。
原因はいろいろありますが、大人の場合は、ストレスや自律神経の乱れなどが主な原因と考えられています。
大人の吃音の改善には、まずストレスを解消することが大切です。