吃音とチック症の違いについての情報です。
似ているようにも思うところもありますが、実際はどうなのでしょうか。
どもりで悩んでいるお母さん方は、このような段階を説明すると自分の子供が悪い方に向かっていると悲観的になります。しかし吃音もも一過性で自然に治ることが多いので治すことに神経質にならない方がいいこともあります。
ただ、吃音とチックを併発していたりトゥレット症候群とADHD(注意欠陥症・多動症)やアスペルガーとチックなどいくつかの症状を併発するケースは、少なくありません。
チックも吃音も一時的に収まっていくことが多いものの我が家の子供のように長期間(10年以上)さまざまな特徴が次々と見られるパターンと私のように同じ咳払いチックが17年間も続いてしまう場合と個人差があります。ただ治るまでの期間やパターンは違いましたが、ゼッタイに改善しないわけではないので希望を持ってくださいね。
出典
吃音は「どもる」という意識が
基本的にあります。
チックは無意識です。
吃音は「言葉だけ」
チックは主に上半身全体です。
このような違いがありますね。
吃音の連発とチックは似ています。
連発は徐々に難発になりますが
チックはそのままです。
「吃音は言葉が詰まる事があるけど
チックは言葉を繰り返すだけ」
と考えてください。
出典
吃音を改善した対策・体験レポ〜吃音者からヒーローになる方法〜
どもりや吃音症は症状に「意識」がありますが、発音に関する症状のみとなります。
一方チック症は症状が「無意識」で、発音や言葉、動きなど多くの症状があります。
このように全く違う症状と言えます。
実際には吃音症とチック症が併発する事もあり、見分けにくい時もあるようです。
出典
症状が明らかに違う場合はどもりと音声チックとの区別がちゃんとつくと思います。
うちの長男の場合、同じ言葉を繰り返すこと、もともと運動性チックを持っていることから、どちらなのか混乱してしまいました。
精神面が原因かもしれないと言われていることや、緊張、ストレスを感じているときに症状が出やすいなど、共通部分も沢山あるので、私と同じように区別がつかない方もいらっしゃるかもしれません。
どもりと音声チックの大きな違い!それは、
自分に意識があるかどうか!
これが決定的な違いです。
どもり(吃音症)は自分で意識があります。
自覚しているから余計にどもったらどうしようと緊張してしまうんです。
音声チックは無意識です。
出典
◆まとめ
吃音とチック症の違いについて、吃音は意識が基本的にありますが、チックは無意識です。
また、吃音は言葉だけの症状ですが、チックは発音や言葉、動きなど多くの症状があります。
吃音症とチック症は併発することがあります。
こんばんは、北海道からです。
夫(73歳)の吃音?「た、た、高橋さんが」と連声型です。
娘も私も今まで夫はどもりと思っておりましたが
他人と会話中に不自然な動作の連発を目撃しております。
頭頂部に手のひらをツンツンと何度も押し付ける動作等を
幾度となく見てきました。
本人に最近どもりの件を聞くと「俺、言ってないよ‼他人に言われたこともないし‼」と、意識が無い事に驚きでした。
この記事を拝読させていただきはじめて音声チック症だとわかりました。
ちなみに、夫はADHDと図形など学習障害が一部あります。
40歳の次女はADHDそして6歳の男の子は強いこだわりと咳払いの連発、8歳の男の子は幼い時からADHD、アスペルガー症候群、チック症を併発しております。
たしか遺伝子が関係しているとかの記事も読んだ覚えがありますが、遺伝の確率は高いのでしょうか?
発達障害のことはNHKあさイチや新聞、本などで情報を取得できましたので医療機関と学校と親、そして私たちも連携して「叱らない、誉めてその子の得意性を伸ばす方向性を」と、これからも応援していきます。