生まれつきの吃音症はあるのか

吃音は、生まれつきの脳機能の障害である発達障害の一つです。

発達障害のお子さんはコミュニケーションが苦手だったり、うまく対人関係を築くことができないため、周囲からは「ちょっと変わった子」「ほかの子と少し違うかも」と思われがちですが、それは育て方や家庭環境が問題ではありません。

そのため、ママが自分を責めたり、厳しく吃音を注意するのではなく、自分ではどうすることもできない脳の不具合のせいなのだと理解してあげることが大切です。

吃音は昔は親の育て方が原因と考えられていたことがありましたが、現在では、脳の構造や機能の障害が重なって、発生すると考えられるようになっています。

そうした意味では、たとえば、生まれつき手が不自由な人や足が不自由な人が障碍者であるというのと同じような意味で、吃音は障害であると考えられます。

それが親に叱られたり
話し方をバカにされたりして
どんどん育っていきます。

気が付いたら
「自分は言葉が出にくい、
なんでだろう？」と思います。

これが吃音の種が
花開いた状態です。