吃音症の症状(吃症状)についての情報です。
いろんな症状があります。
参考にしてください。
吃音症は大まかに言うと、言葉が円滑に話せない症状を示す病名ですが、どのような状態で円滑に話せなくなるかは人によって異なります。
また、吃音症の症状は通常、同じ状態が続くことはなく、段階を踏んで徐々に変化していきます。
吃音症の主な症状の分類
◆ 連発型(連声型)
「おはようございます」と言おうとしているのに「お、お、お、おはようございます」と言ってしまうなど、最初の言葉を連続して発する状態。
◆ 伸発型
「おーーーはようございます」といったように最初の言葉を引き伸ばして発する状態。
◆ 難発型(無声型、無音型)
「おはようございます」と言うところを「お‥‥‥」で止まってしまうなど、最初の言葉で詰まり、その後の言葉が続かない状態。
吃音の段階
◆ 第1段階:難発
吃音発生時は多くの場合、最初の言葉から後が続かなくなる難発型で始まります。
ほとんどの人は、この段階では自覚がありません。
◆ 第2段階:連発
後の言葉が続くようになるものの、最初の言葉を連続して発してしまいます。
この段階でも自覚のない人が多いようです。
◆ 第3段階:連発+伸発
最初の言葉を引き伸ばして発するようになるとようやく異変に気付き、自分の話し方が気になり始めます。
◆ 第4段階:難発+伸発
最初の言葉が出にくいことが多くなり、言葉を引き伸ばす時間が長くなります。
時折、吃音に伴う動作などが出ることもあります。
この段階になると、大半の人が吃音を強く自覚するようになります。
◆ 第5段階:連発+伸発+難発
吃音を常に気にしてしまい、どもりそうな言葉や場面を避けるようになります。
中には、話すこと自体を避け、人付き合いをしなくなる人もいます。
出典
吃音の症状は大きく分けて3種類あります
1、連発
2、伸発
3、難発
1 連発
連発とはその名の通り言葉「ア,ア、ア、アイスコーヒーで」
のように言葉の最初のキッカケでどもってしまうことです。
これは必ずしも吃音症でなくても感情的になったりまた緊張していたりするとよく見られる症状です。
2 伸発
伸発とは言葉の最初が伸びてしまうことを言います。
例えば、「アー、ーーーイスコーヒーで」
のように最初のかっかけの一言が伸びる(伸発)症状のことです。
よく人前で話す事に慣れてない人は1の連発と2の伸発が同時多発的に症状として現れる傾向にあります。
「えーー、えーとですね、きょ、きょ今日皆さんにご報告したいのはですね、あーーあの………」
しかしこういった症状は先程述べた通り緊張したりと感情が高まっていたりすると誰にでも起こりうる事でこうなったからといったから吃音だということではありません。
3 難発
これが吃音の最たる症状です。
これは言葉が出ません
おそらく上の1、2は誰にも経験があるかもしれませんがこの難発は吃音独特の症状です。
言葉がでないのです。
おそらく経験のない人のは理解し難いかもしれませんが、言葉が詰まって出て来ないのです。
言いたい事が喉まで来てるのに喋る事が出来ない…。
吃音者を最も苦しめている症状と言えるでしょう。
出典
◆まとめ
吃音症の症状の症状としては以下のものがあります。
・連発型 ・・・ 最初の言葉を連続して発する
・伸発型 ・・・ 最初の言葉を引き伸ばして発する
・難発型 ・・・ 最初の言葉で詰まり、その後の言葉が続かない
となっています。
どの症状が出るかは、人によって、症状の進行具合によって変わります。