吃音症の方の就職活動時の面接や電話に関する情報です。
吃音症の方のなかには、面接や電話がコワいという方もいらっしゃると思いますが、参考にしてください。
正直あまり面接官は、
就活生がどもっていることについては気にしていません。
吃音者はどもることに対して、
非常にコンプレックスを感じてしまい、
少しどもってしまっただけで落ち込んでしまうこともありますが、
実際面接官はそれほど気にしていません。
なぜ私がここまで自信をもって言えるかといえば、
内定をもらった企業の一次面接は、
吃音が酷くてかなりどもりながら説明したにも関わらず、
通過したからです。
確かに絶対にどもってしまってはいけない箇所で、
どもると印象は悪くなりますが、
それ以外であれば問題はありません。
面接中に吃音症がでてしまっても落ち込まずに、
前向きな気持ちで挑みましょう。
出典
しゃべりがうまい人とか、
就職活動時の面接官とか、
吃音で悩んでいる人が見たら「すごそう」に見えてしまうと思うんですね。
「この人の舌の構造どうなってんの?」
「こんなしゃべれたら何でも出来るだろうよ」
みたいに(笑)
自分がうまくできないことを当たり前のようにこなしている。
さぞ他の能力も優れているんだろうなあと。
そこで自分を卑下してしまったりということがあると思うんです。
でも、そんなことはないってことです。
しゃべりがうまい人って、
特に周りからは評価されてなかったりしますからね。
むしろ何か大きな弱点を抱えているのにもかかわらず、
自分にできることを精一杯やっている人の方が出世できたりします。
だから吃音者は結構有利な部分が多いんですよね。
頑張りが認められやすかったりするので。
劣等感の原因になっている人に対して、
一つでも弱点が見つかると劣等感なんて吹っ飛ぶんですよね。
「ああ、この人も自分と同じ人間なんだ」
みたいに冷静な目でその人のことを見られるようになる。
すごそうな人と接するときなどは、
ぜひ今回の話を参考にしてみてください。
「その人の弱点を探ってみて、
自分と同じ人間なんだと心を落ち着かせる」
ということですよね。
そうすれば無駄に劣等感を感じたり、
自分を卑下したりして精神的に疲弊する、
といったことが無くなるはずです。
出典
ここでは、電話に対する苦手意識を変えられるコツを紹介したいと思います。
◆最初に話しやすい言葉を持ってくる
文章の頭に「え~、あの~」など、
話しやすい言葉を使用するようにします。
吃音者は話し始めが一番どもりやすいので、
結構効果的な方法です。
◆話しやすい言葉に言い換える
言い換えの効く内容であれば、
話しやすい言葉に言い換えます。
電話を受ける場合はなかなかむずかしいですが、
こちらからかける場合は、話す内容が決まっていますので、
やりやすいと思います。
相手からの返答も何パターンか予測しておいて、
それぞれの返しについても、言い換えを考えておくと、なおいいですね。
出典
◆まとめ
面接官は、就活生がどもっていることについてはあまり気にしていないようです。
弱点を持っていても一生懸命頑張っていれば認めてもらえます。
電話でも同じことが言えると思いますが、ここでどもりにくいコツを紹介します。
・最初に話しやすい言葉を持ってくる
・話しやすい言葉に言い換える
ということです。
参考にしてみてください。