吃音と性格の関係についての情報です。

 

 

吃音の原因は心の問題ではなく、脳の問題というのが今の海外の吃音研究の一般的な考えですが、それだけではなく、吃音は確かに「性格的な影響」を強く受けています。

つまり、生まれもって吃音になりやすい「性格」というのがあります。
それが「HSP」と呼ばれるものです。

吃音は意識すればするほど、なかなか治りません。

その過度な意識をしてしまうなど多くの性質を持つ「HSP」という性質を理解し、上手く付き合っていくことで吃音を減らしていくことができます。

HSP(Highly Sensitive Person)とは、その名の通り、感受性が強い人という人達です。
この言葉は心理学者のエレイン・N.アーロン博士が提唱した人々のカテゴリです。

HSPの人は、非常に繊細な気質を持っています。

マイナス面で言えば、相手の顔色を伺いがちで、ちょっとしたことに深く傷つき、それを気にしすぎてしまうとう特徴を持っています。

吃音になりやすい性格「HSP」のまとめ

・日本の吃音者の90%はHSPという性格を持っている。
・HSPの人は「自分がこう思われている」というネガティブな考えに客観性がない。
・ほとんどの吃音者は、想像力、共感力、気遣い、優しさ、芸術性・・・etcに優れている。
HSPの傾向、自分の傾向を認識し「主観」と「客観」を切り離して考える思考を身につけるトレーニングをすることは吃音を軽減することに繋がります。

出典
吃音症の消滅

 

 

あがり症からどもりへ

上でも、性格的な要因の一つにあがっている「あがり症」。
私の場合もあがり症を自覚したことがどもりを悪化させました。
先に少しだけ述べましたが、この二つには深い関係があるのです。

過度の緊張や不安、あせりなどを感じ、一瞬頭の中が
真っ白になってパニックにおちいることは誰にもあるでしょう。

あがり症は人の何倍もその場面をむかえ、
さらに顔を赤面させてしまい手足や声の震えを生じさせます。
どもりはあがり症の症状の一つとして表れます。

どもりからあがり症へ

しかし反対に、どもってしまうかもしれないと思う
不安や恐怖からあがり症を発する場合もあるのです。

あがり症からどもりを、どもりからあがり症を発症する・・・
そのどちらの場合もあるのです。

また、どちらも本人が自覚することで症状を悪化させます。

出典
私が吃音を改善した3つの方法

 

 

吃音の人は喋る時にどもってしまうだけで、実はかなり優れた才能を持っていると言えそうです。

そのことは、吃音の人のかなり感受性が強い性格も関係しるようです。

また、有名な偉人達の中にも吃音だったという人は意外と多いです。

そういったことからも、吃音の人は天才的な才能を持っていると考えてよさそうです。

出典
吃音改善情報ブログ

 

◆まとめ

吃音と性格は関係がある可能性は高いようです。

 

吃音になりやすい性格としては、感受性が強い性格でHSPと呼ばれています。

 

 

非常に繊細な気質のため、あがり症になりやすく、どもってしまうのではという心配を抱えやすいです。

 

ただ、優れた才能を持っていることが多いようです。

 

 

主観と客観を切り離して考える考えることで、吃音を軽減することができることがあります。