吃音の薬物療法についての情報です。
吃音は薬で治るのでしょうか。
吃音治療ということで心療内科などに通院しても、
基本的に現在日本において、「吃音症に効果的な薬はこれだ」というガイドラインが存在しません。
日本において吃音は病気ではありませんので、
薬剤処方において、吃音症は含まれていないのです。
つまり、病院などに行っても先生自体が
的確な薬の処方が出来ないといういうのが現状です。
ですので例え処方されたたとしても、
大抵の場合が鬱病などの方に処方する、抗不安薬などになります。
ガイドラインが定まっていないので、治療を受けた先生によって処方は様々になります。
もちろん、不安から吃音が増幅されることも多いですので、
吃音が軽減されるかもしれませんが解決にはなりません。
出典
薬物療法がないわけではありません。抗精神病薬、あるいはメジャートランキライザーと呼ばれる薬には、ドーパミンの量を調整する機能がありますが、この機能が吃音に効くことは知られています。しかし、積極的に薬物療法が用いられることはありません。
なぜかというと、単純にメリットとデメリットを見たときに、デメリットが大きいからです。
たとえば、抗精神病薬の中でも代表的なものにオランザピンという薬がありますが、これは、体重増加や眠気など副作用がかなりきつい薬です。仮に吃音が改善されても、ひどく太ってしまったり、日中に眠気が続けば生活の質は総合的に下がってしまいます。
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したがって、完全に治す吃音特効薬と呼べるものは存在しません。
では、薬でどもりを治すにはどうすればいいのでしょう?
どもりは原因によって改善すべきか所がまったく違いますし、
上で言った通り完治させる薬というのはありません。
ただ、症状を抑えたり
強い不安や恐怖を和らげたりする薬ならばあります。
これらの薬を使うものは「対症療法」といわれます。
しかし、薬の服用を続けるうちに
どもりに対する不安や恐怖心が薄れ、
症状が改善されていく場合もあるので
症状を抑える効果も含め、
有効な治療法の一つであると言えます。
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◆まとめ
現状、日本では吃音症に効果的な特効薬というものは残念ながらありません。
ただ、薬物療法が無いわけではありません。
病院によって、抗不安薬などを処方されることがあります。
吃音が軽減されるかもしれませんが完治はしません。