吃音の認知度ついての情報です。
吃音症をご存知ですか?
以前、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』という吃音をテーマに扱った漫画が話題になったこともあり、またインターネットの台頭によって様々な「発信」が行われるようになったこともあり年々吃音症の認知度は高くなっていると感じています。
出典
生かし屋さん。
「100人に1人」という割合が多く感じるのか、少なく感じるのかは個人差がありますが、約さいたま市の人口と同じくらいです。
これだけの方がいるのに、なぜ認知度が低いかというと、症状にあります。
症状が重度であれば、非吃音の方でも「コミュニケーション障害か何かかな?」と気づく事がありますが、軽度の場合、ある場面や一定の言葉や音に対してどもってしまう事があるため、非吃音者には「なんだ?はっきり話してくれない人だな」という解釈で終わってしまう傾向があるのです。
出典
どもりの治し方ナビ~どもりの原因・症状・克服について解説
医学部の授業では、
ちゃんと
小児の領域で「場面緘黙症」として勉強するんだそうです。
(その他の類似疾患として「トゥレット症候群」)
しかーし、
吃音症については勉強しません。
吃音のワードが出てくるのは「トゥレット症候群」の症状として「吃音」がでてくるだけだったそうです。
吃音症という疾患じゃなくて、症状。。
それじゃ、病院に受診しても「いずれ治ります」という先生がいらしてもしょうがないですね。。
つまりは、医療従事者の認知度、特に疾患すなわち病気としての認識が格段に低いのです
◆まとめ
吃音をテーマに扱った漫画が話題になったり、インターネットの普及などによって吃音の認知度は上がっていますが、まだまだ高くはありません。
それはなぜかということですが、病気だと気づかれにくいことと、医療従事者の認知度の認識が低いことが挙げられます。