吃音の特徴についての情報です。
子供の吃音についてもあります。
吃音症、どもりの特徴とは
吃音症は大きく分けると連声型、伸発型、無音型の3つに分類
されます。
・連声型は
最初の音を連続して言ってしまうものです。
こんにちはが「こ、こ、こ、こんにちは」
・伸発型は音を伸ばして発音します。
「こーーーーんにちは」
・無音型は音が続かない
「こ・・・・」と聞こえます。
これらの分類はいつも同じではなく、その時々でかわります。
出典
それは、早口です。
なぜ、皆早口になるのか?
早く、会話を終わらせたい。
そう、一刻も早く、どもる可能性のある、その場面から逃れたいのだ。
本来、情報伝達以外にコミュニケーションをとるための手段であるはずの会話。
しかし、吃音者は、そもそも、会話で仲良くなろうと思っていない。
いや、どもりな自分の会話で、相手に好感をもってもらえるなんて思っていないのだ。
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・脳の左半球の機能が低下している。逆に右半球が過剰に働いている
ただし左半球以外の小脳などに障害があっても発症させる場合があります。そのため原因となる部分は、左半球の一か所とはかぎりません。
・言葉に詰まっているとき、声帯(咽頭)に力が入りすぎている。難発の場合は、100%声門が閉鎖している
そのため息ができず酸欠になり、顔を赤らめてしまう。
・浅い呼吸をしている。姿勢が悪い
肩で息をしている状態で、腹式呼吸をしていない。
声高でせわしない。いわゆる早口。腹式呼吸で歌っているときは、きつ音が出ることはあまりありません。
・ひとりごと、ほかの人と一緒に声をあわせて話すときはでにくい
・小心で引っ込み思案
本来は積極的で自己顕示欲が強いのに、長いきつ音生活で自信をなくし、おとなしい性格になってしまうのでしょう。
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難発性吃音には、ある特定の場面においてや、特定の言葉に限って症状が現れるという特徴があります。
普段の会話では流暢に話せていても、電話での通話中、職場の朝礼、人前に出て話すなど特定のシチュエーションになった途端に、思うように言葉が出なくなってしまうということです。
特定の言葉とは、「あ」や「お」などが多く、例えば「ありがとうございます」や「お疲れ様です」、「お世話になっております」などと言う際に吃音が出やすいようです。また、自分の氏名や社名が言えないケースもあります。いずれも、自己嫌悪や自責に結びつきやすく、予期不安を引き起こしがちです。
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・親は、子どもの吃音には波があることを理解して、波に気持ちを振り回されないようにすることが肝心。
うちの娘も、治っている時期と酷い時期が繰り返しあります。
「もう治ったかな?」と思っていたら、突然始まるので、「何が悪かったかな。。。」と落ち込んでしまっていました。
これからは、波があることを理解して、しっかりと向き合っていこう。
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どもりの症状のある子どもは、 どもる期間と、ほとんどどもらなくなる期間が交互にやってくるという特徴があるようです。
子供のどもりの発症の始めの頃は兆候としてあげられる事は、た、どもりの兆候として、
●話す速さが、速かったり遅かったりと変化する
●言葉の中の単語と単語の間ではなく、単語の途中で止まる
●自分が話している途中で目をそらす
●口を不自然な形にして話そうとする
などの症状があげられます。
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◆まとめ
吃音症、どもりの症状の特徴としては、
最初の音を連続して言ってしまう連声型、音を伸ばして発音してしまう伸発型、音が続かない無音型などがあります。
また、吃音の方の特徴としては、
・難発の場合は、息ができず酸欠になり、顔を赤らめてしまう
・浅い呼吸をしている。姿勢が悪い
・小心で引っ込み思案
などが見られます。
また、幼児期の吃音の場合は、波があって吃音が出ている時期と消えている時期とが繰り返し現れたりします。
他にも、
・話す速さが変化する
・話すときに単語の途中で止まる
・自分が話しているとき目をそらす
・話すとき口を不自然な形にする
などがあります。