吃音は言語聴覚士によって治るのかについての情報です。

 

 

 

 

耳鼻咽喉科やリハビリテーション科では言語聴覚士による言語指導、
心療内科や精神科では
臨床心理士などによるメンタル面からの治療が中心になります。
つまり、大まかに分けて体の治療と心理的な治療があるのです。

「言語聴覚士」という存在、あなたはご存知でしょうか?
国家資格であり、医師の指示のもとに
音声、言語、聴覚、嚥下機能に障害がある人に対して検査、訓練を
行う人たちで、言葉によるコミュニケーション障害の専門家です。
スピーチセラピスト(SP)とも呼ばれています。

この言語聴覚士による指導を受けることで
改善トレーニングに励み、どもりを治していきます。

経験豊富な言語聴覚士の指導を受けられることになっても、
それですぐにどもりが改善されるとは思ってはいけません。

言語聴覚士は言葉の障害の専門家ではありますが
吃音治療の専門家ではないのです。

彼らは幅広い分野を扱っていて、どもりの治療は
その中の一部であるということを忘れてはいけないでしょう。
どもりの治療法だけを専門に学んだわけではないのです。
言語聴覚士による吃音治療は、
これからの発展が待たれる分野です。

出典

私が吃音を改善した3つの方法

 

 

子供の吃音を治すために、
色々と調べていて知り合った方がいました。

その方も吃音持ちのお子さんがいらっしゃり、
色々と情報交換をしていました。

病院の言語聴覚士に通っていたこともあるそうで
詳しく話を聞きましたが、

吃音に対応していると
はっきりと言ってくれる言語聴覚士が
まずいなかったそうです。

※ちなみに、「対応」という表現ですら
あまりいないのです。

吃音は、言語障害の観点から
治った症例がないので、治し方として
確立されていないのです。

元々、言語聴覚士は脳障害などで
言葉が離せなくなった方の
話し方を改善してあげる職業です。

もちろん、吃音を治すために
勉強した方ではありません。

出典

【子供のどもり】吃音治療で≪絶対に!≫病院に行ってはいけない!

 

 

果たして、言語聴覚士のところに通っていれば、吃音は治るのでしょうか。

正直なところ、なかなか難しいのが現状のようです。

というのも、
言語聴覚士は「吃音改善」専門の資格ではないためです。

言語、聴覚、嚥下(飲食物の飲み込み)など、幅広い分野の中を扱っているため、
吃音に携わる部分はごく一部となっています。

ですので、吃音を治したいから言語聴覚士のところへ行くといっても確実に完治する可能性は低いということになります。

現在、吃音は聴覚障害の一種だと言われています。

今後、研究が進めば改善の兆しがみえるかもしれません。

出典

どもり(吃音)の克服・治療する前に読むサイト

 

 

◆まとめ

 

言語聴覚士は、医師の指示のもとに音声、言語、聴覚、嚥下機能に障害がある人に対して検査や訓練を行う人たちで、言葉によるコミュニケーション障害の専門家です。

 

言語聴覚士は、幅広い分野を扱っていて吃音の治療はその中の一部であるため、吃音治療の専門家ではないのです。

 

そのため、現状では言語聴覚士でも、確実に完治する可能性は低いということになります。